民泊を始めるにあたって、是非押さえておきたい民泊用Wi-Fi。
数々の民泊用Wi-Fiの中でも歴史が古く、さまざまな魅力を持つ民泊用Wi-Fiサービスが民泊レンタルWi-Fiです。
と、いきなり言っても、
具体的にどのような魅力があるのか
補償制度や解約方法などのサポートはどうなのか
など気になるポイントがいくつもありますよね。
そこでこの記事では、民泊レンタルWi-Fiの基本情報から独自のサービスまで事細かくご紹介します。
民泊レンタルWi-Fiの口コミ
まずは民泊レンタルWi-Fiの口コミから。



民泊レンタルWi-Fiをおすすめしない理由はこれ
民泊レンタルWi-Fiは、スペース運営やコンサルティングを行う株式会社Lucciが2015年に始めた民泊用Wi-Fiサービス。
民泊用Wi-Fiの中でも、歴史が古いサービスです。
もともと株式会社Lucciは、空いている部屋を使ってカフェや宿泊事業を行う企業で、培った宿泊事業の経験を生かして、スタートしたのが民泊レンタルWi-Fiです。
そんな民泊レンタルWi-Fiですが、下記の5つの理由によりあまりおすすめすることはできません。
- 料金が高額
- 多言語サポートなし
- 対応に問題あり
- スピードは早くない
- 通信制限時の交換機が有料
デメリット①:料金が高額
民泊レンタルWi-Fiは、月額4500円と民泊用Wi-Fiの中でもトップクラスに高額です。
証拠として、まずは民泊用Wi-Fiの月額レンタル料金比較表をご覧ください。
民泊用Wi-Fi | 月額レンタル料金 |
SPACE Wi-Fi・民泊WiFi | 3,480円 |
famifi | 3,980円 |
アットホストWi-Fi | 3,380円 |
民泊レンタルWi-Fi | 4,500円 |
※税別
表を見ても分かる通り、他の民泊用Wi-Fiはすべて4,000円以下。
一方で、民泊レンタルWi-Fiの場合は月額4,500円で最も高額なのです。
そして、民泊レンタルWi-Fiでは月額料金と同時に事務手数料の4,500円も発生。
実のところ、こちらの記事で比較していますが、
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事務手数料も他の民泊用Wi-Fiと比べると高額です。
SPACE Wi-Fiのように、事務手数料が発生しない民泊用Wi-Fiと比べると大きなマイナスポイントに。
民泊用Wi-Fiをレンタルする上で、価格を抑えたい方には民泊レンタルWi-Fiは全くおすすめできないのです。
補償制度も980円と高額
万が一のアクシデントを補償する安心サポートパックが、民泊レンタルWi-Fiと契約した際に付いています。
他の会社では、補償制度はオプションとなっており、契約時しか加入できないケースも。
加入し忘れてしまった場合は、次の契約まで待たなくてはなりません。
しかし、民泊レンタルWi-Fiでは料金内に安心サポートパック料金が含まれているため、忘れる心配はありません。
レンタルした機種が故障した際は、何度でも修理もしくは新品と交換でき、失くしてしまった場合でも、6か月に1回代替品と交換することができます。
ただ、こちらも他の民泊用Wi-Fiと比べると高額。
民泊WiFiやfamifiの場合は、契約時にしか加入はできませんが月額500円です。
民泊レンタルWi-Fiの場合は、月額レンタル料に含まれているとはいえ毎月980円。
それにSIMカードの破損・紛失は補償外。
もし、民泊レンタルWi-Fiをレンタル中にSIMカードを破損・紛失した場合は4000円を支払うことになります。
デメリット②:多言語サポートなし
民泊レンタルWi-Fiには、多言語サポートがありません。
他の民泊用Wi-Fでは、外国人からのクレームや質問に対応できるように中国語や英語などで話せるサポートセンターを設置しています。
しかし、民泊レンタルWi-Fiでは多言語でサポートしてもらえるサービスはありません。
この点も、民泊を経営することを考えるとマイナスポイントでしかありません。
デメリット③:対応に問題あり
過去に民泊レンタルWi-Fiを利用した方の中には、問い合わせしたのに返答がなかったという不満を持つ方も多いです。
問い合わせに対して全く答えないという対応は、利用者に不安を与えることになります。
すべての対応が問題ありということはないと思いますが、口コミなどで多くでるということはちょっと問題ですよね。
デメリット④:スピードは下り最大165Mbpsで早くはない
民泊レンタルWi-Fiでは、Softbankの4GLTE回線を使用しています。
4GLTEとは、第4世代の通信規格のこと。
以前まで使われていた第3世代の3Gよりも、4GLTEは田舎や高層ビルが立ち並ぶエリアなど高速かつ安定した通信規格です。
ただし、利用している端末のスピードは下り最大165Mbpsなので、特別早いというわけではありません。
それにWiMAXの端末は用意していないので、回線は4GLTE回線のみです。
デメリット⑤:通信制限の交換器が有料
民泊用Wi-Fiの多くは、キャリアによる通信制限を設定。
制限を超えてしまうと速度が遅くなってしまい、宿泊者に迷惑を与えてしまう可能性があります。
民泊レンタルWi-Fiの場合は、通信制限で重くなった機種を新しい機種と交換することができます。(目安は1ヶ月で50GBや1日で数十GBなど)
このサービスは民泊レンタルWi-Fiが初めて行った独自なサービス。
ただ、新しい機種に交換してくれるのはいいですが、なぜか有料。
確かに使いすぎるへービーユーザーが悪いっていうのはありますが、これでは交換の意味があまりありません。
民泊レンタルWi-Fiのメリットは?一応この4つ
では次に民泊レンタルWi-Fiのメリットや特徴です。
- 通信量が一瞬で分かるWi-Fi Manager
- 契約期間の縛りはなし
- 支払い方法が選べる
- 個人利用も大丈夫
メリット①:通信量が一瞬で分かるWi-Fi Managerを利用できる
民泊レンタルWi-Fiの独自なサービスとして『Wi-Fi Manager』があります。
Wi-Fi Managerとは、その日利用した通信料がデータ化されてインターネット上で閲覧できるサービスのこと。
インターネット上で閲覧できるので、パソコンやスマートフォンからチェックできます。
そのため、機種から離れていても、どのくらい利用したのかを確認することが可能。
目で分かるため、いつキャリアの通信規制をオーバーするのかも明白になります。
メリット②:契約期間の縛りはなし
民泊レンタルWi-Fiでは、契約期間に縛られることなく、違約金なしでいつでも解約することが可能。
一般的なレンタルWi-FiやポケットWi-Fiの場合は、2年~4年ほどの契約が絶対条件です。
解約もできますが、その際には違約金が発生する場合がほとんど。
民泊を行っている方の中には、宿泊者が増えないオフシーズンはWi-Fiを使わないという方もいますよね?
そのような方のために、民泊レンタルWi-Fiでは1か月単位で契約を解除できるサービスを提供しています。
このおかげで、利用者の使い方に合わせたレンタルプランを立てることができます。
例えば、ピークシーズン時にだけWi-Fiをレンタルして、シーズン後は返却するといった期間限定の利用が可能ですよ。
まー、ただ他のSPACE Wi-Fiのような民泊用Wi-Fiのサービスでも基本的にはこの違約金は発生しないので、ほとんど同じですけどね。
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メリット⑤:支払い方法が選べる
民泊レンタルWi-Fiでは、
- ペイパル
- 後払い
- Paid払い
の3つから選んで支払うことが可能です。
NP後払いと・Paidに関しては請求書払いとなっています。
クレジットカードでしか支払えない民泊用Wi-Fiもある中で、3種類も用意している民泊レンタルWi-Fiは一歩リード。
ただし、申し込み後に支払い方法を変更する際には1000円の手数料が発生するため、しっかりと考えて支払い方法を決めましょう。
メリット④:個人利用も大丈夫
個人で利用したい場合でも、民泊レンタルWi-Fiでは機種をレンタルできます。
「これから民泊を行う上で、実際に自分が使って判断したい」
そんな考えを持つ方は、まずは個人利用から民泊レンタルWi-Fiの良さを感じてみてはいかがでしょうか。
民泊レンタルWi-Fiでレンタルできる機種は?
民泊レンタルWi-Fiでレンタルできる機種はSoftbankのPocket WiFi 303ZTです。
Pocket WiFi 303ZTは最大で同時14台接続することができ、大人数を宿泊させる民泊運営者でも問題なく利用可能。
約9時間ほど連続で通信することができ、バッテリーが短いということはありません。
民泊レンタルWi-Fiでは機種を選ぶことができないため、申し込みした際に基本的に届くのが303ZTです。
しかし、在庫不足などの問題で303ZTがレンタルできない場合は、同じくSoftbankのPocket WiFiが届くこともあります。
在庫状況により、303ZT以外の機種(他キャリアの弊社基準における同等程度の機種)となる場合がございます。 その場合の機種固有の情報や使用方法、注意点は別途ご説明させていただきます。
引用:公式サイト
基本的には似たような性能のものが届くので、そこまで心配する必要はないかと。
民泊レンタルWi-Fiの申し込みや解約方法は?
民泊レンタルWi-Fiの申し込み方法は簡単。
公式サイトにて支払い方法を選択後、お申込みフォームで必要事項を入力。
支払い方法に関しては、メリットの部分でも紹介した通り、3種類から支払う方法を選ぶことができます。
ただ、どの支払い方法を選択したかによって、発送のタイミングが変わるので、選択した支払い方法に関しては、しっかりと把握しておきましょう。
ペイパル払いの場合
ペイパル払いは、3ステップで支払いが完了しますよ。
- 公式サイトのお申込みフォームにて必要事項を入力
- 料金をペイパルで支払う
- 発送(最短2営業日)
NP後払いの場合
NP後払いもペイパル払い同様に、支払い方法は3ステップ。
- 公式サイトのお申込みフォームにて必要事項を入力
- 審査合格後、発送(最短2営業日)
- 請求書が発行されて14日以内に支払う
Paid払い
Paidを用いた支払い方法は4ステップ。
NP後払い同様に、Paid払いも商品が届いて支払う後払い制です。
- 公式サイトのお申込みフォームにて必要事項を入力
- 決済代行サービスのPaidのサイトにて、支払い方法を選択
- 審査合格後、発送(最短2営業日)
- Paidで選択した支払い方法で、期限内に支払う
一番最初は翌月分まで支払う必要あり
申し込んだ際の支払いは、初月分と翌月分の2ヶ月分を支払う必要があります。
どの支払い方法でも同じであり、2か月分のレンタル料プラス事務手数料もセット。
もちろん既に払っているため、翌月になった際に改めて支払う必要はありません。
民泊レンタルWi-Fiの解約方法
民泊レンタルWi-Fiを解約する際には、公式サイトの解約専用フォームに必要事項を入力して送信しましょう。
申請した日時によって、解約する日数の手続きが変わります。
できる限り早めに解約したい方は、解約したい月の1~15日までに送信するのがおすすめです。
その間に送ることで、翌月までの契約にすることができます。それ以降は翌々月扱いになりますので。
また、返却する際は滞納金が発生するため、期日内に以下の住所に送るのがベストですよ。
〒152-0004 東京都目黒区鷹番3-6-8 TSビル2F
Wi-Fi発送センター 宛(ユーザーサポート - 民泊レンタルWi-Fiより引用)
まとめ
民泊レンタルWi-Fiは。他の民泊用Wi-Fiと比べて費用が高額。
そのほかのメリットもそこまで優れているというわけではありません。
サポートを最初から忘れないでつけたい方などにはいいかもしれないですけどね。
まー、一度こちらの民泊用Wi-Fiの比較記事をみて決めることをおすすめします。
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