外出先でのインターネット接続に使えるWiMAXのモバイルWi-Fiルーターですが、スマートフォンのように落としたりして壊れてしまわないかと不安になる方も多いのでは?
また壊れるのを防ぐためにまず買い求めるのが、衝撃から機器を守るためのケースです。
けれど、スマートフォンのケースコーナーを見ても売っていなくて探し方が分からなかったり、どんなものをえらべばよいか迷ったりしていませんか。
そもそも購入するか迷っている人も多いでしょう。
そこでこの記事では、そんなWiMAXの端末用ケースの必要性やおすすめの機種、どこで売っているかについて解説しています。
ケース選びに悩んでいる方や必要性を感じた方は購入を考えてみてください。
WiMAXの端末を守るケースの必要性
WiMAXのモバイルWi-Fiルーターはスマートフォンほどに頻繁に操作することはなく、ポケットやバッグなどから出し入れを繰り返したりすることもありません。
そのためスマートフォンに比べると壊れにくいかもしれませんが、精密機械なので、万が一落としてしたまったりしたら壊れて使えなくなることもあります。
また液晶画面が傷ついてしまう可能性もあります。
なので、バックなどに入れて持ち運びをしないという方には衝撃から守るためにも特にケースはおすすめです。
端末破損で最大2万円程度の出費をしないためにもケースが必要
万が一、落とすなど自分の失敗でWiMAXの端末を壊してしまった場合、修理できるようであれば修理費用が、交換が必要なら交換費用がかかります。
修理や交換にかかる費用は最大で2万円程度です。
このとき、WiMAXのプロバイダで300円~500円程度の端末保障のオプション(料金はプロバイダによって異なる)に入っていれば、修理費用や交換費用を支払わなくてよいこともあります。
ただオプションによっては、外部損傷や全損という扱いで補償してもらえないこともあります。オプション契約時の条件をよく確認して下さい。
いずれにしろ、こういった出費を避けるためにも、ケースを買って万が一落としてしまっても壊れないようにしておくことをおすすめします。
WiMAXの端末用ケースを買う方法
スマートフォンを購入するときに、同じお店でケースを一緒に購入することってありませんか?
ただ残念ながらWiMAXを契約するときには、あわせてケースを買うことはできません。
WiMAXのプロバイダでは、ケースを取り扱っていないからです。
かわりにAmazonや楽天のようなネットショップでは、サードパーティ製(※)の端末用ケースを販売しています。
サードパーティ製とは?
オリジナルとなる製品の販売元ではなくそれ以外のメーカーによって作られた、オリジナルの製品と組み合わせて使える周辺機器やグッズをサードパーティ製と呼びます。
例えば、WiMAXのモバイルWi-FiルーターはファーウェイやNECといったメーカーが販売していますが、ケースはそれ以外のメーカーが、ファーウェイ製・NEC制のルーターに合うように作っています。
中にはカッコいいデザインのものもあるので、そういったショップで探してみることをおすすめします。
100均で売っているケースで代用するのもあり
WiMAXのモバイルWi-Fiルーターは、スマートフォンほど頻繁に出し入れするものではありません。
人によっては、バッグの中に入れっぱなしにして電源のオン・オフだけする、という使い方をすることも多いのでは?
実際にわたしもそういう使い方をすることが多いです。
なぜなら、WiMAX用のモバイルWi-Fiルーターをチェックしたり操作したりする機会といえば、電源のオン・オフ以外に
- データ転送量やバッテリー残量をチェックする
- 電波状態にチェックする
- バッテリーのもちがよい節電モードと切り替えを行う
- WiMAXの電波が届きにくいときにLTE回線が使えるハイスピードプラスエリアモードに切り替える
ぐらいなので、データ転送量やバッテリー残量もそんなにマメに確認する必要はありません。
つながっていれば電波状態を確認することもないです。
それから節電モードへの切り替えは、初めから標準のノーマルモードにしておけば電池残量が少なくなれば勝手に節電するようになっています。
ハイスピードプラスエリアモードへの切り替えを行うことも頻繁ではありません。
こういったことから、WiMAXのモバイルWi-Fiルーターはスマートフォンのように操作する機会は少ないわけです。
そこでデザイン性にこだわらず、できるだけ安くすませたいなら、100円均一で売っているようなケースで代用してしまうのも1つの手です。
とはいえ、100円均一では、モバイルWi-Fiルーターそれぞれの機種専用のケース自体は販売していません。
代わりにスマートフォン用のケースや、端末を中に入れるタイプの防水用ケースのようなものは販売しています。
そういったものを代用するのです。
また端末を入れておくだけなら、モバイルバッテリーを入れておくような小さなポーチを買ってもよいでしょう。
そういったケースやポーチでも使わないよりずっとよいので、もしこれから紹介するWi-Fiの専用ケースのお金が高いと感じて節約したいときにはおすすめです。
ただ、やっぱり所詮は100均のものなのでデザインなどはおしゃれではないでけどね。
WiMAXの端末用ケースおすすめ8選
では最後にAmazonや楽天などのネットショップで購入できるWiMAXの端末用ケースの中でも、特におすすめの製品を8つ厳選して紹介します。
それぞれタイプが異なりますから、自分にあったものを選んでみてみください。
UQ W05 Speed Wi-Fi NEXT専用ケース 保護フィルム付
サードパーティ製のW05専用ケースです。
サードパーティ製ですが、W05用に利用するなら一番安心して使えます。
ケースは水を弾いて汚れにも強い防滴素材を使用。
シンプルですっきりしたデザインで、さらっとした質感があって触っていて心地よいため、使っていて楽しいのではないでしょうか。
また取り外し可能なストラップ付で、バッグなどにかけて持ち運ぶこともできます。
液晶保護フィルムがついているのも魅力です。
カラーはライトグレー・ネイビー・グリーン・チャコール・レッドの5種類です。
2018年8月時点でAmazonでは1,740円で販売。
Speed Wi-Fi NEXT W05 ケース カバー TPU ソフト
スマートフォン用にもよくあるような樹脂製の専用カバーです。
2018年8月時点のAmazon価格が980円と価格的にもお手頃で、衝撃吸収にも役立ちます。
また液晶部分が開いているので、操作の邪魔になることはありません。
デザイン性は他のケースと比較すると高いとは言えませんが「手頃な価格で購入でき、操作するときも邪魔にならないケースが欲しい」ということなら、こちらもおすすめです。
色はクリアホワイト・ブラック・ライムグリーンの3種類があります。
PDAIR レザーケース for Speed Wi-Fi NEXT W05
高級感のあるレザーケースタイプです。
手触りがよいうえ、本体にびったりとフィットし、衝撃にも強いです。
なお液晶部分はカットされているので、操作をするときにケースから出す必要がありません。
こちらは2018年8月時点で、Amazonでは4,320円で販売。
ちょっと高めですが、デザインにこだわる方、本革が好きな方にはおすすめです。
UQ W04 Speed Wi-Fi NEXT専用ケース 保護フィルム付
UQ W05 Speed Wi-Fi NEXT専用ケースのW04用です。
W05用と同じく防滴素材が使われているで、水を弾き汚れが付きにくいため清潔に使えます。
W05と同じように、シンプルなデザインなので、使っていて飽きることもなさそうですね。
そして、こちらもストラップと液晶保護フィルム付き。
色はライトグレー・ネイビー・グリーン・チャコールグレー・ブラックの5色で、Amazonでの価格は2018年8月時点で1,580円。
Speed Wi-Fi NEXT W04 ケース カバー TPU ソフト
こちらもW05と同じシリーズのW04樹脂カバーです。
軽量で980円(2018年8月のAmazon価格)と安価なので手軽に使えるでしょう。
W05同様、液晶画面の部分は開いているので操作の邪魔にはなりません。
PDAIR レザーケース for Speed Wi-Fi NEXT WX04
こちらもW05用と同じシリーズの高級レザーを使ったケースです。
素材も同じで、高級感が際立ち、使っていて楽しいでしょう。
手触りがよい上に、液晶部分がひらいていて操作の邪魔にもなりません。
カラーはブラック・ホワイト・アクア・ブラック(レッドステッチ)の4種類。
Amazonでの価格は2018年8月時点で4,320円。
ELECOM スマートフォン用ポーチ スリップインタイプ
安くすませたい方におすすめ。
こちらはWiMAX端末用のケースではありませんが、シンプルに使えるスマートフォン用のポーチです。
カラーによって価格が異なりますが、安いものなら1,000円しません。
柔らかいですが、クッション性の高いストレッチ素材を使っているので、万が一落としてしまっても衝撃から守ってくれます。
またポーチの内部は、起毛素材を使っているので、液晶が傷つきにくいのも魅力です。
カラーはブラック・ディープブルー・ディープピンク・レッド・イエロー・ライトブルーなどがあります。
バンナイズ モバイルWi-Fiルーター キャリーケース
モバイルWi-Fiルーターとモバイルバッテリーを一緒に持ち運べるキャリングケースです。
モバイルバッテリーは比較的大きなサイズの機種まで入るので、モバイルバッテリー用のケースも持っていなかったら、こちらの商品を購入してもよいのではないでしょうか。
中に入ったモバイルWi-Fiルーターとモバイルバッテリーがぶつかり合わないように、可動式の仕切れが入っています。
また低反発クッション材の底パッドが使われていて衝撃吸収力にも優れています。
まとめ
WiMAXのモバイルWi-Fiルーター用のケースは、申込時に一緒に買うことはできませんが、Amazonや楽天のようなネットショップでサードパーティ製が販売されています。
スマートフォン用のケースほどの種類はありませんが、紹介したように、レザーを使った高級感があるものや安価な樹脂製のタイプなど一通りそろっていて、希望にあう製品がみつかるでしょう。
なおデザイン性にこだわらず、安くすませたいなら、100均で売っているような安いスマートフォン用ケースなどで代用してしまうのも手です。
WiMAXのモバイルWi-Fiルーターは、スマートフォンのように頻繁に操作することはなくバックに入れたきりということも多いので、スマートフォンほど衝撃を気にする必要もありません。
ただし、万が一という場合も考えられるので、心配な方はケースの使用も考えてみてください。